PEEK・ULTEM(PEI)・PPSUといった高温樹脂は、材料名だけでは造形できません。装置・乾燥・チャンバー環境・造形姿勢・層間接着を含めた条件出しそのものが、価値の source です。
国内大手材料メーカーや、海外のPAEK材料メーカーから、造形条件出し・マテリアルチェックのご依頼を受けてきました。材料を使う側ではなく、材料メーカーが条件出しを頼る立場にあります。
高温樹脂AMの黎明期に、材料・部品・装置メーカーと協業しながら、PEEK・ULTEMの造形条件を確立。成功した成形品は、世界最大のAM展示会 Formnext で展示されました。
2022年、国内では例の少ないPPSU(ポリフェニルサルホン)の造形にも成功しています。最難関クラスの高温樹脂まで、条件を確立してきた実績があります。
造形条件は、一社だけでは確立できません。私たちは、材料メーカー・部品メーカー・装置メーカーと情報交換・協業しながら、実機での条件出しを重ねてきました。
部品面では、PEEK/Carbon を扱える DyzeDesign のノズル・エクストルーダー開発に技術情報を供給。材料面では、3D4Makers や 3DXTECH をはじめとする材料メーカーと条件出しを進めてきました。装置メーカーの機械開発にも、私たちの造形技術が活かされています。
AMを活用するには、3Dプリンターや材料だけでなく、設計データ、解析条件、造形条件、後処理、品質確認まで含めた判断が必要です。
Jテクノでは、DMSで培ったCAD/CAM/CAE・製造データ運用の知見をもとに、AM適用判断、DfAM、特殊材料評価、ジェネレーティブデザイン教育まで支援します。
AMは装置と材料を用意すれば安定して部品が作れる技術ではありません。PLA(ポリ乳酸)のようにFDM/FFFで扱いやすい材料でも、製品用途では硬度、靭性、使用温度域、長期寸法安定性、使用環境を確認する必要があります。
既存部品をそのまま安価に置き換えることを目的としたAM提案は行っていません。AMを使う意味がある研究開発、材料評価、部品化検討、特殊材料評価を対象としています。
Jテクノでは、2018年頃から高温樹脂・スーパーエンプラ対応3Dプリンターを導入し、PEEK、PEKK、PAEK、PEI、PPSUなどの高機能樹脂材料の造形評価に取り組んできました。PEIでは ULTEM™ 9085、ULTEM™ 1010 といった航空宇宙・産業用途で使われる代表グレード、また航空関係で需要の高い 炭素繊維強化PEEK(PEEK/carbon・CF-PEEK) についても情報を扱っています。
当時は、PEEK対応プリンターや高温チャンバーを備えたFFF方式装置が、研究開発用途でも現実的に検討され始めた時期でした。Jテクノでは、3D4Makers、DyzeDesignをはじめとする海外の材料メーカー・押出関連メーカー・装置メーカーの技術情報を確認しながら、材料乾燥、造形温度、チャンバー環境、造形姿勢、装置構成などの検討を行ってきました。
高温樹脂材料は、材料名だけではなく、使用装置、乾燥、チャンバー環境、造形姿勢、評価目的を含めて判断する必要があります。ノズル温度やテーブル温度だけで造形可否を判断することはできず、チャンバー温度を上げれば安定するという単純なものでもありません。
層間接着には十分な熱履歴が必要ですが、熱を与えれば収縮や残留応力、反り、変形の影響も大きくなります。これは高温樹脂だけでなくABSやPLAでも起こるため、AMでも樹脂加工としての理解が必要です。Jテクノでは、材料販売だけでなく、研究開発・材料評価向けの適用判断として対応しています。
PCLなどの研究用途材料、PETGを含む樹脂材料、材料メーカー・大学研究室向けの材料評価相談に対応します。
大学研究室・研究機関向けに、特殊材料の入手・用途相談・評価支援に対応します。
材料特性、造形条件、試験片、用途整理など、研究開発側の評価目的に合わせて検討します。
既存形状の単純置換ではなく、AMを使う意味がある構造・部品化を検討します。
AM技術支援に関連する海外メーカー製品・研究用途材料について、技術相談と販売相談の入口を設けます。
ペレット材料を直接押し出す高流量AM。少量多品種の高価なフィラメントに頼らず、ペレットのまま大型造形・特殊材料造形を行うための押出システムです。国内の技術窓口として、用途相談から導入・造形条件検討までを支援します。
フィラメント方式では扱いにくい大型部品や、材料コストの制約が大きい研究用途において、ペレット直接押出は有力な選択肢です。DyzeDesign Pulsar は高流量ペレット押出に対応し、装置組込・大型造形・研究開発用途で使われています。
海外メーカーサイトからの日本国内向けの問い合わせ経路を受け止め、研究開発・先行開発・装置開発の現場へつなげます。昨年もPulsar本体の導入実績があります。
機能紹介ではなく、設計判断・AM部品化の一部として扱います。
AMで同じ物を作るのではなく、AMを使う意味が出るように、形状・構造・部品構成・評価条件を見直す考え方として支援します。
荷重条件、拘束条件、材料、製造方法、設計空間を整理し、複数の設計案を比較するための設計検討手法として教育します。
AM、特殊材料、高流量押出、DfAM、材料評価に関する海外技術文献・メーカー資料・技術情報を調査し、国内の研究開発・教育・製造現場で活用しやすい形に整理します。
英語技術論文の調査・要約、海外メーカー資料の整理、材料データシート確認、造形条件・評価条件整理、技術資料作成は有償支援として対応します。